ゆとり&さとり世代恐怖症!「できる後輩」にする方法9つ

「さとり世代」という言葉は、「ゆとり世代」と比べるとあまり馴染みがないかもしれませんが、欲がなく現実を悟った現代の若者世代のこと表すのだとか。彼らとうまく付き合いながら、仕事ができる後輩に育成するためのポイントをご紹介します。

今年入社の新入社員は「さとり世代」

4月に入り、新入社員の教育係になっている方も多いのでは?自分たちの世代と違って、「おや?」と思うことも多々あるかと思います。2016年の大卒新入社員は「さとり世代」と言われています。

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「さとり世代」は平成になってから、「ゆとり世代」と呼ばれたくない若者が、自ら作った名称です。「さとり世代」の名前の由来も、いろいろありますが、要はゆとり世代の特徴の一つである「堅実で高望みしない、さとりきったような人」と、いったところから来ているようです。

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要するに、ゆとり世代=さとり世代ということ。ちなみに、ゆとり世代、さとり世代ともにゆとり教育を受けた年代になるので、1987年4月2日~2004年4月1日生まれの人たちが対象となるようです。

ゆとり世代&さとり世代の特徴

つい目についてしまう短所

世間では、若者に対して様々なイメージやウワサがありますが、たいていは、悪いものばかりだったりします。代表的な例をご紹介しましょう。

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・注意されるとすぐめげる
・言われたことしかやらない
・失敗を極端に恐れる
・礼儀がなってない
・常識の範囲の知識がない
・恋愛に消極的
・すぐ他人のせいにする
・責任感がない

その他にも「打たれ弱い」「自分の非を認めない」「すぐ落ち込む」などの意見もチラホラ。特にゆとり&さとり世代の後輩に頭を抱えた人は、これを読みながらウンウン!と大きく頷いてませんか?

実は長所もたくさんある

ここまでの話だと、ゆとり&さとり世代の悪口になってしまっていますが、もちろん長所だってあるんですよ。

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・伝統文化の価値の重視する
・無駄遣いしない
・集団での危険行為はしない
・運動能力が比較的高い

そもそも、ゆとりやさとりを教育のせいにしてはいけません。最初からゆとり世代だから、さとり世代だからと決めつけや偏見で、見るの見るのではなく、しっかりと1人の個人として向き合うことが大切。

ゆとり&さとり世代の新人育成方法

彼らたちの気持ちをより理解し、さらに手厚いサポートを行っていく上でのヒントにするという意味で、あえて「さとり世代」「ゆとり世代」という考え方を基に、新人指導の方法のチェックポイントをご紹介しましょう。

1. あえて敬語で話す

年下や後輩になめられないようにと、命令口調やタメ口を使ったり、偉そうな態度をとりがち。新人との1対1の関係ならまだしも、あなたの指導を見ている先輩や年上の人たちはよく思っていない可能性も。

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相手が年下の新人でも、あえて敬語を使って指導を行うのがおすすめ。フラットな社風であっても、きちんと敬語を使える先輩が尊敬され、自然と新人から心を開いてあなたを信頼してくれるようになるでしょう。

2. なんでも決めつけない

学生から社会人になった時は、誰でもその環境の違いに慣れるたの時間が必要。伝えたい事を上手く伝えられないという人もたくさんいるでしょう。新人のミスやできない原因を、勝手に決めつけて判断しないこと。

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もちろん「これだからゆとり世代・さとり世代は…」という言葉はNG。彼らも聞き飽きている言葉だし、心の中では面倒くさい先輩だなぁと思われているかもしれません。まずは信頼関係を築くことに注力しましょう。

3. 叱るのではなく質問する

新人と一緒に仕事をしていると「なんでこんな事もできないんだ!」と思う事が多々あるでしょう。ミスをしたり、ハッキリしない態度を見て、時には怒鳴りつけたくなる事もあるかもしれません。

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「何が原因だと思いますか?」「その理由はなんですか?」というように相手に考えさせたり気づきを与えられる質問がベスト。「なんでこんな事もできないの?」は、質問ではなく謝罪を求めてるだけにしか過ぎません。

4. どんな言葉も耳を傾ける

「傾聴」という言葉がありますが、これはただ「聞く」のではなく、相手の話に興味や関心を持ち積極的に「聴く」スキルのこと。新人に自分の指導を聴き入れてもらうには、まず、新人の話を聴いてあげることが大事。

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話を聴いていて「何言ってるの?」と思う事もあるかもしれませんが、絶対に話の途中で遮ったり否定をしたりしてはいけません。相手の目を見ながら相槌を打って聴く事で、真剣に聴いている気持ちが伝わるはず。

5. 自分自身で考えさせる

何か問題が発生した場合、はじめからすべて答えを出してあげるのではなく、自分自身で考えさせる機会を作りましょう。もちろんゼロから考える事はできないので、所々ヒントを与えゴールへ導いてあげることが大切。

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考えさせる為には、上記のように「傾聴」や「質問」を繰り返し行い、新人が独力で答えを導く為のサポートすること。やり方だけを教えるだけではなく、自分で考える癖がつけば、成長のスピードがグッと早まります。

6. 誰とも比較しない

ゆとり&さとり世代は、よく「比べられる事を嫌う世代」だと言われているのだそう。また、周囲の目をよく気にするのもこの世代の特徴。つまり「人と同じ」がいいのです。特に、同期と比べるのは絶対にNGです。

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「私の頃はこんなに大変だった。今の若い子は…」というアピールも、誰にもメリットがありません。発言にはくれぐれも注意しましょう。

7. とにかく褒める

日本人は照れ屋な気質があるので、相手を褒めたり逆に褒められたりすることが苦手ですよね。でも、誰でも、ほめられたら嬉しくないですか?新人のやったことが上手くいった時には、どんどん褒めてあげましょう。

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また褒める指導法は、ミスを指摘しなければいけない場面にも有効。「この部分はすごく良かった!後はこの部分が課題だね」など、最初に褒めるとその言葉がクッションとなり、指摘しにくいこともスムーズに言えます。

8. 時には叱る

新人が怠けていたり、社会人として間違った行動をしたりすれば、叱ることも必要になってきます。でも、叱るのはとてもリスクが高いしなるべく避けたい行為ですが、「怒る」と「叱る」は違うものなんです。

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“叱る”は、感情的にならず冷静な言葉で注意をすることです。“怒る”は、相手に対して激しい感情のままに言葉を発してしまうことになります。

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先輩としての威厳を見せるために怒鳴ったりするという行為は絶対に避け、厳しく指導を行う場合は1対1の場で行うようにしましょう。真剣に指導したつもりが仇となって、逆に会社の悪者扱いになることも。

9. お手本を見せる

新人指導は「指導をする」ことだけが目的ではありません。指導をして「できるようにしてあげる」という事が本当のゴール。後輩ができるようになるために、まずは自分が手本を見せることが大切です。

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新人が結果を出せない場合、その原因や責任は、他の誰でもなく担当しているあなた。新人ができるようなるために、一緒に考え悩み突破口を見つける、そんな先輩が尊敬され、もっと教わりたいと思ってくれるでしょう。

絆を深めるマネジメントが信頼UPに

人とのつながりを大切にするゆとり&さとり世代のマインドは、指導次第でプラス方向にもマイナス方向にも働きます。上手くプラス方向へと導きながら絆を深めることは、ビジネス成功のカギと言ってもいいでしょう。

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